パーソナルトレーニングジムの独立開業に必要なこと

独立してパーソナルトレーニングジムを開業したいと思っている人もいるでしょう。どんな準備を整えたら開業することができるのでしょうか。

ポイントを押さえて十分な準備をした上で独立を目指すようにしましょう。ここでは開業を目指す上で重要になる五つのポイントとそれぞれについて注意すべき点について詳しく紹介します。

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経営の方針とやり方を定めよう

パーソナルトレーニングジムの開業をする上で重要なのはどのような経営方針を立って、どんな形で経営をしていくかを決めることです。たった一人でもパーソナルトレーニングジムを経営することは可能で、自らが経営者とトレーナーを兼ねてしまえば問題はありません。

しかし、自分には経営手腕がないという人もいれば、トレーナーとして本当に自分だけでやっていけるかがわからないという人もいるでしょう。そのような場合には他に経営者になる人を探して自分はトレーナーになることもできれば、自分は経営に専念して優秀なパーソナルトレーナーを雇って働かせても構いません。

このような経営のやり方は経営方針とも深い関わりがあります。パーソナルトレーニングジムにもかなりの種類があり、ボディメイクを専門とするところやダイエットを得意とするところもあるでしょう。あるいは短時間のトレーニングにこだわるジムも、時間をかけて丁寧に指導することを重視しているジムもあります。

どのようなジムにしたいかによって人員をどう集めるか、配置をどうするかも変えなければなりません。自分が理想とするパーソナルトレーニングジムはどんなものなのかを考えて方針を決め、それに応じて最適なやり方を選び出すのが大切です。

トレーナーになるなら資格を取得しよう

自分がトレーナーになる場合には他のパーソナルトレーニングジムと比べられたときに自分を選びたいと思ってもらうことが必要です。顧客獲得競争はジム業界ではかなり熾烈になっているので、特にこれから新たにジムを立ち上げて業界入りしようと思っている場合には対策をしなければなりません。

トレーナーになるならせめて一つは資格を取得しておくようにしましょう。パーソナルトレーニングジムのトレーナーは資格がなければできないものではありません。しかし、顧客目線で考えれば資格を持っている人の方が信頼できると考えられるでしょう。

既に持っている場合には複数の資格を取得しておくのも良い方法です。パーソナルトレーニングジムのトレーナーとして比較的容易に取得できる資格としてNESTA-PFT、NSCA-CPT、JHCA-FCが代表的です。

この他にもかなりの種類がありますが、どれであっても実務に活かせるだけでなく、顧客へのアピールポイントにすることができます。内容をよく確認して自分の強みを生かせるものがあればそれを選びましょう。あるいは学んでみたいものがあるならそれに関連する資格を選んでも問題ありません。

オリジナリティーを考えよう

パーソナルトレーニングジムは数が増えてきていて、大手から個人経営のものまでたくさんあります。顧客目線で考えるとこのジムこそ本当に魅力があると言えるようなオリジナリティーがあることが大切です。経済力では大手のジムに比べると劣ってしまうのは確かなので、サービス面で他にはないものがあるとアピールできるようにするのが重要になります。

どこで独立開業するかによってもどんな戦略を取れば良いかは異なるので注意が必要です。周囲にあるジムと同じサービスを強みにしていては意味がなく、差別化を図ることで優位性を生み出せる可能性が高まります。オリジナリティーは自分なりに考えるのではなく、他のジムとの差別化という視点を持つことが肝心なのです。

逆にこんな強みがあるというアピールポイントが決まっているなら、競合するようなパーソナルトレーニングジムがないエリアを選んで開業しても構いません。そうすればそのエリアではオリジナリティーがあるパーソナルトレーニングジムとして宣伝し、顧客獲得を目指すことができます。

資金の調達を始めよう

パーソナルトレーニングジムを開業するには当然ながら資金が必要です。ジムとして使用する貸店舗や貸事務所を探し出して登記することはまず必須になります。トレーニングに必要になる機器を揃え、経営方針によってはトレーニングの進み具合を客観的に評価するための測定機器も買うことになるでしょう。

内装を整え、必要があればトレーナーや事務員も雇うための資金を獲得しなければなりません。独立開業にはかなりの初期投資が必要になることを理解して、早めに資金調達を図るのが肝心です。資金調達は自己資金だけでなく銀行などからの借り入れや創業支援などを利用することが可能です。

健康を増進するためのパーソナルトレーニングジムだということを前面に出せば公的資金による創業支援を受けられる可能性もあります。また、負債を返済できるような収入を確かに期待できると専門家も納得させられるビジネスモデルがあれば銀行もかなりの金額を貸してくれるでしょう。

考えてきた経営方針やオリジナリティーは資金調達の段階でも重要な役割を果たします。

開業後の目標を決めよう

パーソナルトレーニングジムの独立開業準備が整ってきたら開業後の目標を決めておくのも肝心です。漫然と開業して集客を行い、顧客を獲得して利益を上げられるようになると思っていると大間違いだからです。

競争が激しい業界なのでしっかりと目標を定め、その目標に到達できないようなら対策を立てるといったことを繰り返していかなければ倒産するリスクもあります。赤字経営になってしまわないようにするには数字ベースで目標を立てて、その達成のために努力を続けていくことが肝心です。

数字にするものは売上でも売上利益でも月間獲得顧客数でも問題はありません。具体的な数字で目標を定めてあると達成できたかできなかったか、達成するために何か今までとは違う対策を立てる必要があるかがはっきりとわかるようになります。

このような目標を開業前に定めておくことによって、パーソナルトレーニングジムの経営へのモチベーションも上がりやすくなるでしょう。独立して失敗しないためには明確な目標を立てておくことが肝心なので、もう少しで営業を開始できるという段階に至ったらしっかりと数字ベースで目標を立てておきましょう。